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京一郎@お気楽亭

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2007/12/08 (Sat) 19:26
(100-100) おまけのこ

おまけのこ (新潮文庫 は 37-4)おまけのこ (新潮文庫 は 37-4)
(2007/11)
畠中 恵

商品詳細を見る

 だが既に、狐者異は近くにいない。若だんなの声は届かない。庭の隅で立ちつくす若だんなを呼び戻しはせず、屏風のぞきがじっと離れで待っていた。

 廻船問屋兼薬種問屋の大店である長崎屋。
 その若だんながくしゃみをすれば、
 仁吉と佐助は大慌てで布団に簀巻き、
 鳴家たちは心配し、
 屏風のぞきはあきれかえる。
 毎度の騒動を描いた五編です。

 妖怪連中から忌み嫌われている狐者異の持ち込んだ騒動の顛末、こわい。
 一色屋の孫娘お雛の厚塗り化粧の真実に屏風のぞきが挑む、畳紙。
 若だんなと菓子屋の栄吉の子供時代、動く影。
 起きて飯を食べているだけで家人がホッとするほどに元気な若だんなが吉原の禿を足抜けさせる、ありんすこく。
 お月様を拾った鳴家の冒険、おまけのこ。



 TVドラマ……みのがしたぁぁぁぁぁぁぁぁ orz

 大妖怪の孫である極めつけ病弱な若だんなとお目付け役である妖怪たちの物語、しゃばけシリーズシリーズの文庫版四巻です。
 ある意味車椅子探偵モノです。
 保護者に取り巻きに兄貴分という配置で、若だんなは身体は弱いけど屏風のぞき曰く『訳の分からないことの肝心な理由を掴むのは大層うまい』と、頭脳明晰という設定がうまいです。
 単行本は買っていないのでこれからどういう話があるのか分からないのですが、楽しみにしています。長編版とかやらないのでしょうかね?

 京極夏彦の豆腐小僧双六道中ふりだしもですが、江戸時代と妖怪モノはよく合いますね。
 もっとも(京極氏の妖怪の理妖怪の檻によると)当時は妖怪という言葉はあまり用いられていなかったようですが。
 妖怪を在るモノとして扱う話は意外に少ない気がします。異界から来たとか、人間の想像が形を持ったとか。近くだと水木しげるの活躍で一気にジャンル化したために色々あるのですが、何かと理屈を付けたくなるのはどんなものでしょうか?
 私は京極夏彦や宮部みゆきより実は小泉八雲や水木しげる、藤田和日郎のうしおととらや本作の方が妖怪モノとして好きです。

ということで、
好き好き度:100
オススメ度:100 (妖怪を絡めて人間の心を描こうという本作はオススメです)
としましょう。


ではまた来週!! 会えたら・・・
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